イルミネーションの制御ってできるの?費用・流れは?メーカーが解説
こんにちは、向陽プランニングの営業担当です。
弊社はイルミネーションなどに使用されるLED製品の製造・販売等を行っている会社です。
よくお客様から「今年の流行色はなに?」と聞かれることがあるのですが、
その次に多いのが
「イルミネーションの制御ってできるの?」
このお問い合わせを多くいただきます。
今回はこのお問い合わせについてお答えしていこうと思います!
イルミネーション演出のニーズ増加
シンプルな電球色のイルミネーションも確かに綺麗ですし、個人的にとても好きです。
(恵比寿ガーデンプレイスとか、丸の内の仲通りイルミネーションとか・・・)
ただ近年はイルミネーションをパソコンでプログラムして、様々な演出ができるように対応した商品も流通し始めて来ています。
実際にここ2~3年、販売数も増えていてそのニーズの高さが伺えます。
弊社ではイルミネーションの製造、卸売販売だけでなく、施工やデザイン、そして今回のトピックスである制御も承っております。
基本的にはどの商品でも制御することができるのですが、より細やかで繊細な表現をしたい方はぜひRGB系のストリングライトを使った商品で検討いただくことをおすすめします。
RGB系ストリングライトおすすめ商品
「IC無」と「IC有」の主な違いは【1球ずつ制御できるかどうか】です。
IC有り | 全球一斉制御 |
IC無し | 1球ずつ制御 |
という違いがあり、色々こだわりたい!という方はIC有を選ばれる方が多いです。
逆にできるだけ「コストを抑えたい、でも制御をしたい!」という方はIC無を選ばれる方が多いです。
モジュール系のおすすめ商品
また昨年からモジュール商品の製造も始め、ありがたいことに初年度から多くのお客様にご好評をいただいております!
(B型モジュールは水中でも使っていただけます!)
どのような演出に?実際の施工現場を見て学ぶ
どのような演出をしたいか?で使用商品も変わってきますので、悩まれている方は先ずお問い合わせをいただければと思います。
過去に私が実際に携わった案件の現場を少し覗いてみましょう!
ホテルの中庭にツリーを立てているのですが、ホテル自体がコノ字型になっており、
全客室から見ることができるように配慮されています。
↓先に完成写真はこちら
鉄骨業者によって立てた鉄骨にストリングライトを巻いて行きます。
この案件では予め鉄骨のフレームの長さにあわせて制作したオリジナルのIC有RGBストリングライトを制作しています。
この時、完成時の見栄えをよくするため1球1球のLEDの向きを微調整します。
このタイミングで依頼主様にもチェックいただき演出内容の微調整をします。
(この時点での大幅な変更はできません。)
また、今回のツリーの高さは7.9m/5.9m/3.9の3種類です。(3.9mは2本あります)
使用した商材・施工にかかる費用は?
<今回使用した商材>
- IC有 RGBストリングライト×101本 ※特注仕様
- 5芯延長コード(5m)×98本 ※特注仕様
- 3芯ストリングライト ブラックコード ブルー×70
- 3芯パワーコード ブラックコード×10
<制御周り>
- ラック×1
- DMXプレイヤー×2
- DMXスプリッター×7
- ウォルボックス×6
- その他配線資材及び部材×一式
以上はあくまでもざっくりとした内容になりますが、
ここにプログラム内容として四季+1演出の合計5演出。
施設側のスタッフが施設カレンダーに基づいて、年間を通して手動で演出を切り替えができるようになっています。
この時にかかった費用は約370万円です。(※商材費用+プログラム関連)
最後に
早めのご相談をお願いいたします。
制御系の案件は通常のストリングライト等とは違い、かなり細かい打ち合わせ、確認を行う必要があります。そのため納品までお時間もかかるので、早めのご相談をお願いいたします。
「他のスポットとは一味もふた味も違うイルミネーションをやりたい!」
「話題性のあることをやりたい!!」
「自分の思いのままにイルミネーションを光らせたい!!!」
といったことに当てはまる方はぜひ制御系イルミネーションをご検討いただければと思います。
思いが形となって完成した時の喜びはひとしおですよ!!!!!!
イルミネーションの施工・工事からパース作成・LEDライト販売までLEDメーカーの向陽プランニングにお任せください!
弊社では、イルミネーション装飾をご検討中の施主様はもちろん、施工業者様や、
デザイナー様向けにイルミネーションに関する様々なサービスを請け負っております。
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