コロナウィルスの規制が徐々に解かれていく昨今、お祭りも解禁されていっているようで、会社の近くでも祭囃子の練習が毎夜行われています。
今日は、自宅近くの神社で3年ぶりに開催された月見祭のレポートをします。
毎年中秋の名月の頃に行われるお祭りで、簡単に言うと、神社の近くにある9つの町からふとん太鼓が奉納され、翌日また各町へ出ていくという祭りです。ふとん太鼓というのは写真にある神輿に少し似たもので、祭囃子に合わせて各町から担いで運ばれてきます。
神社に入るとき、また神社から出るときには各町それぞれのちょっとした演出があって、毎年見物客が楽しみにしています。ただ、一番の見どころは各町の担ぎ手の勇ましさと息の合った動き。
特に、ふとん太鼓の四方についている房が勢い良く揺れるほどいいといわれているので、房を揺らすパフォーマンスは演出以上に各町こだわっています。別に順位をつけたりはしませんが、「今年の〇〇町は一番だ」などとよく見ている人は話し合ったりしていました。
子供たちはもっぱら屋台の情報が大事なようで、どこのベビーカステラが一番おいしいとか、くじの中身がどうだとかの話で持ち切りでした。
来年こそは、マスク着用なしでお祭りを堪能できればいいですね。