繊細な美の世界 〜切り絵展覧会の感動をお届け〜

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こんにちは。向陽プランニングの営業担当です。
弊社はイルミネーションなどに使われるLED製品の製造、販売を行っている会社です。

今回は、父の知り合いの展覧会へ行ってきましたので、その報告をしようと思います。
父が長年参加している切り絵サークル」の先生の展覧会になります。

ところで、皆さんは、切り絵と聞くとどのような絵を想像されるでしょうか?

切り絵といっても幅は広く、お題を聞いて即興で紙を切るものから、
白と黒だけの非常に細かな絵画もあります。
父が習っている切り絵の完成品は、こんな感じです。

ちなみにこれは先生の作品ではなく、父の作品です。

作り方としては、

  • 下絵を描く。
  • それをトレース紙にトレースし、切り絵用に修正する。
  • トレース紙に黒画用紙を重ねて、絵柄に合わせて黒画用紙を切っていく。
  • 色を付けたい場合、着色された和紙をちぎり、黒画用紙の裏面へ貼り付けていく。
  • 台紙に貼り付けて、完成。

というように、いくつかの工程を経て作られています。

色を付けない作品ももちろんあって、その場合は和紙を使わないのですが、
父は白黒では寂しいといって、何かしらの色を付けています。

色付けは、台紙に直接色を塗ったりすることもあるようですが、基本的には和紙を貼り付けて行います
この、和紙を手でちぎって色付けするというのが、なんとも味が出るような気がします。
様々な色の和紙から選んで使うのですが、場合によっては白い和紙を染めて使うこともあります。

ちなみに、完全に白と黒だけの世界で作られた切り絵もあります。
色々な作家さんがいらっしゃるのですが、酒場(BAR)の情景を切り絵で表現し続けた、
成田一徹(なりた いってつ)さんという方の切り絵が、個人的には好きだったりします。

最初の切り絵とは全く趣が違うと思います。
これはたまたま入ったとあるBARで撮った写真で、このBARのオーナーがモチーフとなった作品なのだそうです。
写真ではわかりづらいですが、一徹さんの作品がデザインされたコースターも使われていました。

話を元に戻して、父の先生の切り絵をご紹介しましょう。

紹介するのは、前田 尋(ひろし)先生の作品です。

前田先生は、日本切り絵協会創設にも参画された切り絵作家の第一人者で、最近では山梨県にある切り絵の森美術館でも企画展をされている方です。

今回はそこに出展された作品すべてが地元で展示されるということで、山梨に行けなかった私はとてもラッキーでした。

美術館とは違い、壁にただひたすら展示がされているという状況でしたが、多くの作品をゆっくりと鑑賞することができました。
春夏秋冬、それぞれの場面での風景画が100点ほど展示されていました

大きい切り絵は迫力がありますが、私は色紙くらいの大きさの作品が大好きで、遠くから眺めたり近づいて細部を鑑賞したり、切り絵の世界に浸れた一時でした。

今回のブログをお読みいただき、ありがとうございました。

色々な風景画を見ていても、どうしてもイルミネーションの事が頭のどこかから出てきます。
全国各地のイルミネーション、情景にマッチした、芸術作品のようなイルミネーションも増えていますね。

イルミネーションを創られる方からの御要望も高くなり、それに応える中で、色々な商品も出てまいります。
何でもできる、とまでは言えなくても、イルミネーションでたいていのことは表現できると思いますので、
もし何かお困りごとがございましたら、どんなことでもぜひ弊社までご相談ください。

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